窓の交換で毎月の電気代を節約!
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窓などの開口部から出入りする熱は、特に夏や冬の室温を変える最も大きな要因となります。
近年の窓は窓ガラスもサッシも十数年前に物と比べても、断熱性能や遮光性能が向上し、お家の中を暮らしやすい空間へと変えてくれます。
今回はそのような窓の交換作業について、おすすめの方法をいくつかご紹介させて頂きます。
現在、一定の性能を満たした窓の設置・交換に対して補助金が交付される「先進的窓リノベ事業」も実施されていますので、ぜひこの機会を利用して断熱性に優れた窓への交換を行いませんか?
内窓(インナーサッシ)の設置
これは文字通り既存の窓の内側(室内側)へもう1枚窓を設置する方法になります。
既存の窓と内窓との間に空気の層が設けられることで、断熱性能や防音性能の向上が見込めます。
また、窓が2つになるため防犯対策としても有効な手段の一つとなっています。
ただし、設置箇所の状況によっては内窓を取り付けるための枠の増設が必要になる場合もあります。
また、既存の窓の形(開閉方法など)によっては内窓の設置が出来ない場合もありますので、ご注意ください。
カバー工法による取替
カバー工法とは、既存の窓枠の上から新しい窓枠を取り付けて窓を交換する方法となります。
短時間で工事が可能で、1箇所辺り数時間程で設置することが可能となっています。
(※実際に社員の家の窓を工事した際は、準備~片付けを含めて約4時間程で工事は完了しました)
カバー工法は既存の窓枠の上から新たな窓枠を設ける関係上、窓が一回り小さくなってしまいます。
また、四方の枠が必要な関係上、掃き出し窓(人が出入りする窓)は、慣れないうちは出入りの際に躓いて転ばないように注意が必要です。
ガラス交換
既存の窓のガラスのみを交換するという方法になります。
「家の窓全て一新したい」など多くの窓を断熱仕様にしたい場合は、窓ガラスの交換も良いかもしれません。
ただし、ガラスとサッシそれぞれの厚みなどによっては交換が出来ない場合があります。
また、窓の枠(サッシ)自体は変わらないためサッシを通して出入りする熱はそのままとなり、効果は実感しにくいかもしれません。
窓の交換以外でも
もちろん上記の窓の交換以外に、日常で簡単に出来る対策もあります。
例えばカーテン生地を遮熱・遮光仕様のついたものに取り替えることで、窓の交換程効果は得られないですが手軽に断熱対策が可能です。
また、ホームセンターなどで販売されている断熱シートを貼り付けるという手段もあります。
ただし、防火仕様の網入りガラスや、断熱仕様のLow-E複層ガラスに断熱シート貼ると、熱割れという現象でガラスが割れてしまう場合がありますので、断熱シートを貼る際は窓ガラスの種類に注意してください。
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