給湯機の交換(修理)のサインを解説!

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また補修用性能部品(製品の使用上、必要となる部品)の保有年数も、ほとんどが製品の生産終了後10年前後とされています。
メーカー部品の生産が終わると部品交換等による修理が出来ず交換が必要となる場合もありますので、ご注意ください。
例)2013年に設置をした給湯器が2014年に製造中止(一部仕様の変更等)となった場合
補修用性能部品の保有年数が10年となっていると製造中止となった2014年の10年後、つまり2024年以降は、互換性が無い部品は取り替えによる修理等が出来ず、給湯器本体ごとの交換が必要となります。
安心して長く使用するためには、不具合のサインが出たら早い内に問い合わせをしたり、定期的なメンテナンスしておくことが重要となりますので、今回は「不具合のサイン」と「自宅で出来る給湯器のメンテナンス方法」を紹介します!
交換(修理)が必要となるサイン
・エラーが頻繁に発生するようになった
給湯器に何らかの異常が検知された場合、操作パネル(リモコン)上にエラーコードが表示されます。
エラーの詳細や対処方法については、取扱説明書や各メーカーのHPで調べることが出来ますので、まずはエラーの詳細をご確認の上、販売店やメーカーでの対応が必要な場合はお早めにご連絡ください。
・設定した温度通りのお湯が出ない、温度が安定しない
給湯器内部の部品が故障や劣化していると、設定通りの温度でお湯が出なかったり、お湯の使用中に温度が安定しないといった不具合が発生します。
・給湯器本体から異音がするようになった
給湯器を動かしている間はファンなどが回るため、基本的に「ブーン」という音などが発生します。
しかし、設置場所から離れた室内でも聞こえるほど大きな音がしたり、普段はしないような音が出るようになったりした場合は、何らかの不具合が発生している可能性があります。
特に「ボンッ」と何かが爆発するような音がしたり、「ボコン」という音が続く場合は、すぐに設置店やメーカーにご連絡ください。
定期的なメンテナンスで長く使う
メーカーが想定する使用年数以上に給湯器を使うためには、お手入れも必要です。
しかし、何の手入れもせずに使用を続けた場合は、想定される年数に満たず故障してしまう他、衛生面でも悪影響を及ぼします。
給湯器を安心して、長期間使うために可能な範囲で定期的なお手入れをするようにしておきましょう。
・入浴剤は使用しても良い物かしっかりと確認
追い焚き機能は仕組み上、入浴剤を使用すると配管内に汚れや入浴剤の成分が溜まり、配管の傷みや詰まりの原因となります。
ただし「全ての入浴剤が使えない」という訳ではないので、取扱説明書に記載されている注意書きをよくご確認ください。
・追い焚き配管の定期的(月に1回)な洗浄
配管内に汚れが溜まったままにすると、配管本体の劣化も早まり、水漏れや追い焚き時の不具合に繋がります。
また、肌トラブルや悪臭の発生、レジオネラ菌の増殖など衛生面・健康面にも影響を与える可能性があります。
掃除は市販の追い焚き配管用洗剤を使って簡単に出来ますので、月に1度は追い焚き配管内の洗浄を行うようにしてください。
※最近では、配管内の残り湯を新しいお湯で洗い流す自動洗浄機能が付いた機種もあります!
・ストレーナー(フィルター)部品の掃除
ストレーナーはお湯に含まれる細かな異物やゴミを取り除く役割を担っています。
ストレーナーにゴミが詰まると、お湯の出が悪くなったり、温度の調整が上手く行かなくなったりします。
取り外し方や掃除の手順については、取扱説明書に記載されていますので、そちらをご確認ください。
・貯湯タンクの定期的(年2~3回)な水抜き
エコキュートを使用している場合は、タンク底部に溜まった不純物(水道水に含まれるカルシウム等)を取り除くために、貯湯タンクの水抜きも定期的行うようにしてください。
これを行わないでいると、配管やフィルターの詰まりの原因となったり、湯はりをした際に汚れが浮いてくることにもなります。
冬の寒い時期はお湯を使う場面が増え、給湯器の故障や修理の相談も増える傾向にあります。
この時期になると、給湯器の手配~設置完了まで数週間以上かかってしまい、完全に使えなくなってから交換を行う場合は、交換完了までの期間お家でお湯が使えなくなってしまいます。
もし、給湯器に関して異常を感じた場合は、早めにお問い合わせください。
電話・メールでのお問い合わせ先
フリーダイヤル: 0120-254-658(受付時間8:30~17:30)
アドレス:homesupport@yamane-m.co.jp
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